
プログラムをソースコードで書き始めて違和感のあるポイントの1つ、イコール記号”=”についての記事です。
”=”自体は算数や数学で見慣れた記号ですがプログラムではそもそも別物です。ニュアンス的に共通する部分もありますがそもそも別物として学びなおしたほうがむしろわかりやすいかと思います。尚、これは”代入“という変数の操作ですので先に「変数がざっくりわかるはなし」をご一読いただければと思います。
イコール記号の意味
算数や数学での”=”は等価を表します。等価というのは”=”の右と左が同じという意味です。特に算数では”計算式=計算結果”という使い方がメインだと思います。
一方でプログラム(この記事ではC#)での”=”は代入という操作を意味します。
一方でプログラム(この記事ではC#)での”=”は代入という操作を意味します。
代入のイメージ

「変数がざっくりわかるはなし」 と同様にコップを例に出して話を進めると、コップに入れておく水の量を変える操作です。例えば空のコップaがあるとして上の図のようなイメージはコードで記述すると以下のようになります。
a = 50;
色々なものを代入してみる

他にもいくつか記述とイメージを並べてみました。
あまり実感が湧きづらいかとは思いますが要は代入とは
「コップの中を今から言う量にしてくれ」
という命令です。
つまり量を明確に指定する必要があります。「50にしてくれ」「20と30を足した量にしてくれ」「あっちのコップbと10を足した量にしてくれ」といった具合です。
指定した量だけ注ぎ足したり捨てたりしたいときは最後の例のように「今のコップaから20だけ引いた量にしてくれ」という表現になります。量の計算にそのコップ自身も使えるわけですね。
あまり実感が湧きづらいかとは思いますが要は代入とは
「コップの中を今から言う量にしてくれ」
という命令です。
つまり量を明確に指定する必要があります。「50にしてくれ」「20と30を足した量にしてくれ」「あっちのコップbと10を足した量にしてくれ」といった具合です。
指定した量だけ注ぎ足したり捨てたりしたいときは最後の例のように「今のコップaから20だけ引いた量にしてくれ」という表現になります。量の計算にそのコップ自身も使えるわけですね。
まとめ
始めは記号からイメージがしづらいですが慣れてしまえばそれほど難しいものではありません。序盤にも書きましたがとりあえず算数の”=”と別物と思って使っていればすぐにマスターできると思います。