
GIFは画像形式の1つで複数の画像を順に表示できるのが特徴です。簡単に言ってしまえばパラパラマンガ。GiamはそんなGIF画像を作成できるツールです。
正直なところ「GIF 作成」などでネット検索すればブラウザ上で動くウェブアプリもあります。わざわざこのツールをインストールする必要性は薄いですが、強いて言えば大量の連番画像を扱う際のアップロードの手間がありません。
使い方も難しくはないのでPCに入れておけば気軽にGIF画像が作れて楽しいですよ。
画像の取り込み

上に並ぶアイコンのうち「ファイルからコマの付足し」ボタンを押すとエクスプローラーが起動するのでPCの中から使いたい画像を選べます。また、別ウィンドウやデスクトップからファイルを直接左下の白枠にドラッグ&ドロップでも可能です。
編集
続いて画像を表示する順番や時間を調整していきます。
プレビュー

素材の取り込みが終わったら実際にどう表示されるか確認しましょう。
右上の再生ボタンを押すとプレビュー用のウィンドウが開きます。
右上の再生ボタンを押すとプレビュー用のウィンドウが開きます。
順番の入れ替え

プレビューで確認してみて表示する順番が思っていたのと違っていた場合、順を入れ替えることができます。
左下の枠には表示する画像が上から順にリスト化されています。ここで順番を変更したい画像をクリックで選び下の「下移動」「上移動」ボタンで移動させます。
左下の枠には表示する画像が上から順にリスト化されています。ここで順番を変更したい画像をクリックで選び下の「下移動」「上移動」ボタンで移動させます。
表示時間の変更

画像を表示する時間を各コマごとに調整することもできます。
右下のウェイトというパラメータが時間になります。単位が[1/100s]なので例えば10と設定すれば0.1[秒]。
選択しているコマしか変更が反映されないため、全体をまとめて調整したい場合はリストの下「全部選択」を押して全てが青くなってる状態で数値を変えるといいでしょう。
右下のウェイトというパラメータが時間になります。単位が[1/100s]なので例えば10と設定すれば0.1[秒]。
選択しているコマしか変更が反映されないため、全体をまとめて調整したい場合はリストの下「全部選択」を押して全てが青くなってる状態で数値を変えるといいでしょう。
サイズの最適化

編集が完了したら保存の前に「各コマサイズの最適化」ボタンを押しておくとよいでしょう。
単純に変化のない部分を透明にする処理のようですが、GIF画像として保存した際にファイルサイズを大幅に小さくすることができます。
単純に変化のない部分を透明にする処理のようですが、GIF画像として保存した際にファイルサイズを大幅に小さくすることができます。
保存

Giamにはプロジェクトファイルのような編集内容の保存形式はありません。GIFファイルを読み込んで編集ができてしまうからです。
このため書き出しというボタンもありません。「保存」がそのままGIFファイルの書き出しになります。
ファイル名を書いて「保存ボタン」を押したあと更に詳細な設定の画面が出てきますが、特に変更なく「OK」を押して大丈夫です。
このため書き出しというボタンもありません。「保存」がそのままGIFファイルの書き出しになります。
ファイル名を書いて「保存ボタン」を押したあと更に詳細な設定の画面が出てきますが、特に変更なく「OK」を押して大丈夫です。
おまけ

今回記事の作成にあたって出来上がった簡単なGIFアニメです。
実は素材自体は1枚しか描いておらず、ペイントツールで左右反転と縦方向のサイズ変更をしただけです。
わずか4枚の構成ですが、表示時間に緩急をつけることでキャラクターが活き活きして見えてきませんか?
動きのある画像は目を引くだけでなく工夫の幅も広がるので、ぜひ作って遊んでみてください。
実は素材自体は1枚しか描いておらず、ペイントツールで左右反転と縦方向のサイズ変更をしただけです。
わずか4枚の構成ですが、表示時間に緩急をつけることでキャラクターが活き活きして見えてきませんか?
動きのある画像は目を引くだけでなく工夫の幅も広がるので、ぜひ作って遊んでみてください。