
Blenderは非常に強力なモデリングツールですが、使える機能が多いために画面や操作も少し複雑です。でも実際よく使う機能はそんな多くないです。
今回はよく使う機能のショートカットキーをまとめました。全部覚えてから始める必要はないです。繰り返し使いながら覚えていって、忘れたときにこのページを見返せば便利かなと思います。思い出すだけなら目次だけでもわかるようにしました。
まずは基本!
おそらく一番よく使うショートカットキー3つ。オブジェクトモードでも編集モードでも共通です。
続けてX,Y,Zキーを押すことで編集したい座標軸を指定できます。意図しない方向に変えてしまわないように座標の指定はオススメ。どの座標か見失っても右上に表示されている色分けされた矢印で確認できます。
プレビューではオブジェクトを操作してますが編集モードなら点・辺・面で同じことができます。
続けてX,Y,Zキーを押すことで編集したい座標軸を指定できます。意図しない方向に変えてしまわないように座標の指定はオススメ。どの座標か見失っても右上に表示されている色分けされた矢印で確認できます。
プレビューではオブジェクトを操作してますが編集モードなら点・辺・面で同じことができます。
『G』位置を変える・掴んで動かす・場所をずらす

たぶんGrabのG。掴んで動かすイメージ。
『S』大きさを変える・伸ばす・潰す

たぶんSizeのS。縮めたいときもこれ。
『R』回す・傾ける・角度を変える

たぶんRotationのR。これは特に座標指定しないとコントロール不能に。どの軸でどっちに回るかはネジを刺して回すイメージです。
選択あれこれ!
まとめて編集したいときに使えます。
『Shift+クリック』複数選択

ここは一般的なツールと同じ。
『Alt+クリック』ループ選択

ぐるっと一周囲うように選択できます。面を選択するときもどの辺の近くでクリックするかでループの向きを選べます。
『A』全選択

一般的なツールのCtrl+Aではないので注意。たぶんAllのA。
編集モードで!
形にもよりますが、「ループカット」と「押し出し」だけでも結構色々作れます。
『Ctrl+R』ループカット・辺で割る

ぐるっと一周囲うように辺を作ります。ホイールを回すことで何等分にするか変えられます。クリックで確定。クリックするまでは面上でスライドさせて動かせます。
『E』押し出し・凹ませる

たぶんExtrusionのE。選んだ面から伸ばしたり凹ませたりできます。続けて座標指定も可能。クリックで位置を確定です。Escでその場に面を置くこともできます。
『Ctrl+B』ベベル・面取り

たぶんBevelのB。角を落とせます。
『X』削除

DeleteでもOK。選択肢が出てくるので点・辺・面で好きなものを選んで確定です。
『F』埋める・つなげる・面を張る

たぶんFillのF。選択するのが2点なら線を、2線なら面を作ります。
もっと便利に!
必須ではないですがかゆいところに手が届くそんなショートカットキーもまとめてみました。
『C』サークル選択

たぶんCircleのC。広めの範囲で選択したいときに便利。ホイールでサイズ調整ができます。選び終わったらEscで解除。
『L』リンク選択

たぶんLinkのL。つながりのある全てを選んでくれます。
『Ctrl+I』選択範囲の反転

選択している部分以外全部を選択。操作したくない部分が小さいときには便利です。
『Alt+A』選択解除

選択の解除。どこかクリックすれば外れるのでそんなに出番はないかも。
『G→G』辺を面上で移動

Gキー2度押し。斜めの面上でスライド移動させたいときに非常に便利です。
『右クリック→細分化』辺を2等分・面を4等分

キレイに分割してくれます。ループカットと違い部分的に辺や面を増やせます。全体に無駄なポリゴンを増やさなくて済みます。
『Ctrl+T』四角面を三角面に

たぶんTriangleのT。四角面が折れ曲がってしまうときに便利です。『Shift+Ctrl+T』で別の対角線で分割できます。
『Alt+M』マージ・結合・併合
点を束ねてくっつけるイメージ。縁を閉じたいときに便利。どこに束ねるかが選べます。
『shift+A』メッシュ・オブジェクトの追加
メニューの「追加」と同じ。
『1』点編集『2』辺編集『3』面編集
キーボードの上の数字キー『1』『2』『3』でそれぞれ点・辺・面のどれを編集するかを切り替えられます。テンキーを模倣している場合は使えません。